Virtualboxにて仮想マシンを起動しようとするとE_FAIL (0x80004005)のエラーが発生する。

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VirtualBoxを最新(6.1.28)にアップデートしたところエラー”E_FAIL (0x80004005)”をはいて仮想マシンが起動しなくなったため回避策を調べました。

事象

仮想マシンを起動しようとすると以下エラーが発生し、仮想マシンが起動できない。

エラーメッセージ:call to nemr0initvmpart2 failed: verr_nem_init_failed (verr_nem_vm_create_failed).
終了コード:E_FAIL (0x80004005)

調査

エラーコードE_FAIL (0x80004005)をgoogleで検索すると、ぱっと見Hyper-V関連のエラーっぽい。

VirtualBoxのフォーラムでは 6.1.28 で発生する事象であり、6.16にダウングレードすると解消されるとのころ。

"...Call to NEMR0InitVMPart2 failed: VERR_NEM_INIT_FAILED (VERR_NEM_VM_CREATE_FAILED)..." - virtualbox.org

ダウングレードを試してみる

以下から古いバージョン(6.1.26)をダウンロードする。

Download_Old_Builds_6_1 – Oracle VM VirtualBox

ダウンロードしたインストーラを実行し、ウィザードに従い上書きインストールを実施。

エラーが発生しなくなり、仮想マシンを起動することができた。

まとめ

Hyper-Vを使用している環境でVirtualBox6.1.28をインストールするとエラーをはいて仮想マシンが起動しなくなる。6.1.26にダウングレードするとエラーが解消し仮想マシンを起動できるようになる。

自分の環境はWindowsのhomeであるためHyper-Vは利用できないが、WSL2等の環境を使用していると同様のエラーが発生するとおもわれる。

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